平成29年予算委員会 環境清掃都市整備土木費  高橋発言3月 9日

池袋駅周辺街区再編まちづくり

 

○高橋佳代子委員 次に、池袋駅周辺地域街区再編まちづくり推進事業についてお伺いをしたいと思います。池袋駅周辺では、旧庁舎の跡地の開発、また、先ほどからお話が出ております西口の駅前の街区の再開発、大規模な再開発事業が進んでおりますけれども、そのほかの周辺市街地については、以前もお話がありましたように、戦災復興の区画整理で建ったような建物とか、また防災性の課題、さらには池袋の、私、余り横文字を使いたくないんですけど、ポテンシャルと書いてありますが、池袋らしさというか、豊島区にある、潜在する力というのがなかなかあらわれてきていない、そのように感じるところでございます。

 平成27年に特定都市再生緊急整備地域に指定をされて、国際競争力に資するまちづくり、これが今後求められているところでございますけれども、池袋駅周辺のまちづくりに対する取り組みの現状についてまずお聞かせいただきたいと思います。

 

○活田再開発担当課長  池袋周辺のまちづくりの取り組みですが、先ほど辻委員からも御指摘がございましたが、西口以外に、東西にわたり、昨年の夏、8月にアンケートを行ったところです。そこで、東池袋一丁目地区の一部について、積極的に検討したいという方が多いエリアがございましたので、こちらにつきましては、2月に懇談会を開催をしております。それ以外に、東池袋一丁目地区では、間もなく再開発準備組合が立ち上がる、こういった情報もございます。それ以外のエリアでも、まだここでは申し上げられないんですが、着実にまちづくりとして進んでいるところはございます。しかしながら、委員も御指摘のとおり、まだ全体的な、機運がまち全体に広がっているかというと、そこまでいっていないのが現状でございます。

 

○高橋佳代子委員  旧庁舎跡地とか、西口の駅前の再開発とか、大規模開発ばかりであるとなかなか難しいというふうに思います。中小規模の単位での街区の再編というか更新、これを進めることがやはり池袋全体のまちづくりには重要というふうに思いますけれども、区はどのように進められるのか、お伺いをさせていただきます。

 

○活田再開発担当課長  池袋の駅、特に駅前周辺は本当に小さい区画でございます。戦災復興の区画整理は終わりましたが、そのロットが余りにも小さいというところで、なかなか、老朽化はしているが、個別建てかえになり、個別建てかえだとなかなか進まない。建てかえもできないという状況でございます。

 そんなところから、今私どもが考えているのが、この南池袋二丁目、A地区とB地区とC地区、3地区ございます。ここで、東京都のしゃれた街並みづくり推進条例に基づく街並み再生地区の指定を受けております。こちらは、再開発だけではなく、一定の塊でまとまれば規制緩和をしていくという特区に準じた制度のエリアでございます。駅前にも、こうした特区に準じたような規制緩和ができるような仕組み、これができないか、来年度以降検討してまいりたいというふうに考えてございます。

 

○高橋佳代子委員  今お話がありましたように、この南池袋二丁目地区のエリアは、しゃれ街でずっと進んできていまして、例えば街並み再生地区のエリアの再生方針というのはどのようなものをイメージされているのか、ちょっと具体的にお伺いさせていただければと思います。

 

○活田再開発担当課長  方針そのものは当然、これから権利者の皆様との意見交換も予定しております。アンケートも予定しております。そういった皆様の声とともに検討してまいりたいと思いますが、1つ言えるのは、豊島区の都市構想でありますアート・カルチャー都市構想、これに資するような機能ですね。広場であったり、例えばインキュベーション施設であったり、こういったものを導入すれば規制緩和ができる、こういったことは必須だというふうに考えております。

 

○高橋佳代子委員  アート・カルチャーを実現していくということは非常にやはり重要なことであるというふうに思いますけれども、その上で、地域の方々のやはり御意見や思いをしっかり受けとめて、その声を生かして取り組んでいくということが重要になるというふうに思いますけども、その点についてはどのようにお考えかお伺いします。

 

○活田再開発担当課長  当然、再生方針をもしかけるとすれば、権利者の方、地域の皆様の御意見を十分踏まえる必要がございます。そのためにも、来年度以降、積極的に地元に入っていって、皆様のお気持ちというか考えを踏まえていきたいというふうに考えております。

 

○高橋佳代子委員  この池袋駅周辺のまちづくりというのは、豊島区だけではなくて、本当に東京全体のまちづくりの進展に直結する大きなプロジェクトであるというふうに思ってございます。地域の方々の考えをしっかり生かしながら、国際競争力に資する拠点に生まれ変わるように、しっかりと、この機会を逃すことなく取り組んでいただくよう御要望させていただきます。

 

○高野区長  今、池袋駅周辺再開発、再整備というようなことで、大変大きな目から見た御質疑をいただきました。まさにそのとおりでありまして、なかなか池袋という中心、豊島区の中心の池袋は、いろいろ、新宿、渋谷、あるいはほかの都市から比べて、なかなか発展しないといいますか、注目されていなかったわけでありますけど、ようやく緊急整備や国家戦略特区とか、アジア・ヘッドクォーターとかという条件が整いました。

 そういう中で、やはり地元の皆さんとともにそういう機運が非常に盛り上がってきて、具体的なお名前を出しては大変恐縮ですけど、まだこれは進行中でありますけど、例えば池袋西口にはロサ会館、1つありますが、あそこ単独でやる予定でいろいろ考えておりましたけど、隣の群馬銀行、あるいは住友等を含めた全体でやはり計画を立てていかなければ、このまちの発展というようなことについては、本当に今言われたように、細かく細かくやっていたんじゃ、まちの魅力は生まれない、こういう機運が生まれて、大変大きくなってきて、また、東池袋一丁目の東京ガスのところも、当初はやっぱり1区画で考えていたんですけど、4区画で考えようというような、そういう機運も生まれてまいりまして、地元の方も大変賛同の方向に向かって、パーフェクトとは言いませんけど、今までは何か池袋駅周辺、非常に単独、単独だったものが、非常に大きな形の中で開発が進められるというような、そういうことが地元の方々にも意識が非常に芽生えてまいりました。

 また、西口の駅前の開発等々も含めて、今おっしゃったように、本当に将来へつながる、ただ単独で、そこだけでいい開発じゃなくて、全体的にやはり開発ができるような方向に、特に地元の方もそういう関心が強くなってきた。まさにこの機会を逸することなく、しっかりと将来を見据えて、これから大きな視点で、この再開発に向けて我々も努力をしてまいりたいと思います。