平成29年予算委員会文化商工・教育費  3月10日 高橋発言

学校改修・トイレ緊急改善推進事業

○高橋佳代子委員  よろしくお願いいたします。

 私からは、学校の施設についてお伺いをいたします。一般質問でも取り上げましたが、非構造部材の耐震対策については、引き続き、また学校施設の老朽化の点検もよろしくお願いをしたいというふうに思います。

 避難所機能として、学校施設については、熊本地震の事例を通して空調の設備の必要性を一般質問でも取り上げさせていただきました。今後の体育館の大規模改修にあわせて検討するというような御答弁もいただいておりますが、この体育館の大規模改修について、具体的にスケジュールが決まっているならお示しください。

 

○尾崎学校施設課長  体育館のまず大規模改修につきましては、10年計画というものを決めまして、それで決めております。申しわけございません、今手元に体育館そのものの計画がございませんので、改めてお示ししたいと思っています。

 

○高橋佳代子委員  結構でございます。さらに、熊本地震の被害を踏まえた緊急提言の中には、学校施設は本来の教育施設として設計されていることから、避難所としての使用に際してはさまざま不具合や不便が生じたということが報告をされております。新年度予算に計上されております学校トイレ緊急改善推進事業につきましては、3年間計画の2年目ということで、引き続き取り組んでいただきたいということを要望しておきますけれども、一方で、熊本地震で備えられていなかったために困った機能として、多くの方が体育館内の多目的トイレ、これを挙げております。車いすの方もいらっしゃると思いますし、また内閣府の避難所におけるトイレの確保、管理ガイドラインには、人工肛門、人工膀胱保有者のための装具交換スペースの確保が記載をされておりますが、この体育館の多機能トイレの設置についてもぜひ御検討いただきたいなと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。

○尾崎学校施設課長  まず、校舎とは別棟になっている体育館に併設されているトイレにつきましては、体育館改修に合わせて可能な限り洋式化等しております。多目的トイレにつきましてなんですが、多目的トイレそのものは校舎の改築時に各学校1基ずつ設置しているというところが現状でございます。体育館のトイレを多目的トイレにするということに関しましては、スペースの都合もございまして非常に難しい面もございますので、個々の改修の計画の中で検討していきたいと考えております。あと、先ほどの、ごめんなさい、体育館の改修計画ですが、来年度は、駒込小、千早小で、30年度はさくら小、椎名町小、そのほか31年度4校、32年度2校というような形での計画が、現在のところ立てております。

 

○高橋佳代子委員  難しいということなんですが、実際に非常にやはり階段とか、さまざまそういったバリアもありまして、非常に困ったというお声も熊本の調査の結果ではありまして、ぜひ御検討、それぞれの学校のもちろん状況もあると思いますが、検討していただければなと思います。またもう1つ、夜間は館内が真っ暗になるということで、調光機能を備えた館内照明、これについても挙げられておりますが、この点についてはいかがでしょうか。

 

○尾崎学校施設課長  確かに、私も熊本地震の報告書を拝見させていただきまして、そういう調光機能についての御要望があるということを改めて認識した次第でございます。それも含めまして、もちろん体育館、災害時の避難所として非常に重要なものでございますので、防災関係の区長部局等とも相談の上で、どのように取り組んでいくのか、改築計画とか大規模改修計画とあわせまして考えていきたいというふうに思っております。

 

○高橋佳代子委員  あともう1点、冷水機の設置についてお話をしたいというふうに思います。きっと台数の調査も、きのうちょっと伺ったので、していただいたのかもしれませんが、済みません、時間がないので。熱中症の予防においても、こまめな水分補給が必要であるということは御案内のとおりでありまして、救援センターとして考えた場合も、被災直後はとまっちゃうんですけど、水道も。ただ、長期化すれば、やはり非常に有効であったという気仙沼の体育館での体験がございます。そうした中で、やはりこの汗ばむ季節の環境の中での避難所の運営とか、また、中学校の部活動などは動きも激しくて、また体育館の一般開放も行っているということからも、ふだんからの熱中症対策としても大変有効ではないかなと思います。葛飾区では、新年度予算でまず全中学校への設置を盛り込んでおります。また、荒川区でも、まず2校から設置を始めるというようなことで新年度予算にも盛り込まれておりますが、本区としてもぜひ御検討をと思いますが、その点についてはいかがですか。

 

○天貝教育部長  中学校につきまして、冷水機を設置しているのは8校中4校という調査でございました。ただ、その冷水機も旧型の冷水機でございまして、タンクを設置して水の循環もなくそのままということなので、レジオネラ菌の発生も懸念されるということで、新庁舎の3階、4階に設置している冷水機については、相当100万円以上の設置ですので、毎日水を全部総とっかえするような自動的のシステムが備わっております。そういったものを、やはり救援センターに整備する上では、そういった装置で整備するべきだというふうに思いますので、今課長が答弁したとおり、大規模改修、あるいは改築の際にぜひ設置の検討を積極的に進めてまいりたいと考えております。

 

○高橋佳代子委員  ありがとうございます。熊本地震の被害を踏まえた学校施設の整備に関する検討会、まさにこの緊急提言をまとめられた座長は長澤悟先生でいらっしゃいます。本区におきましても、学校の大規模改修の折にはプロポーザルの審査などを行っていただいている、本当にこの道の第一人者でいらっしゃいますので、せっかく長澤先生が豊島区にもかかわっていただいているということで、ぜひ長澤先生のお知恵もいただきながら、避難所としての機能も十分に備えた学校施設のあり方を、今後も御検討いただきたいと思います。

 

○三田教育長  学校が、これまでの施設はやはりそうした防災ということを前提にしてつくられていないがゆえに、今のような問題がいろいろと指摘されて当然だろうというふうに思っております。新しくつくっている学校はもうそれを前提としてやっておりますので、その教訓も学びながら、また御案内がございました長澤先生、私ども大変学校改築にも所見をいただいている大先生でございますので、御指導いただきながら、スキップ事業も今回から移行するということで、やっぱり学校の施設についてさまざまな連携を、各課の連携をしながら対応していかなきゃいけないということもありますので、あわせてそうしたものも重要な案件として位置づけて、検討してまいりたいと思います。