平成29年予算委員会 3月14日 公債費以降の歳出・歳入、特別会計高橋②

防災災害対策基金を設置

○高橋佳代子委員  それで、今回の定例会で防災災害対策基金を設置する条例が提出をされております。当初予算にも登場してくるわけでございますけれども、この条例の目的について、また補正予算の額について確認をさせていただけますでしょうか。

 

○樫原防災危機管理課長  防災災害対策基金につきましては、その目的は、計画的な防災施策の推進です。防災施策は大体数カ年にかかるもの、もしくはずっと継続しているものということで、かなり複数年度にかかわるものございます。それを安定的に施策を進めていくと。多少の税収の上下があったとしても、それを安定的に進めていくために今回設けるものでございます。プラス災害時に応急的な措置に投入をするというところで設置をしたものでございます。

 

○高橋佳代子委員  金額は。

 

○樫原防災危機管理課長  失礼しました。補正の金額としましては、5億円ということで計上させていただいてございます。

 

○高橋佳代子委員  今お話ありましたように、予防、応急も対策ということで充てるということでございました。これ、実際、防災の意味でも使う、そしてまた、災害が何か起こった場合にも、そこからきっとお使いになるものだというふうに思いますが、これまでの熊本とかそういったところにおいて、このような基金があったのか、またそれがどのような使われ方をしたのかとか、詳細にわかればお伺いしたいと思います。

 

○樫原防災危機管理課長  すべて調べているわけではございませんが、もともと熊本県の県のほうには防災対策基金の計上はございます。ただ、ちょっと金額までは確認をしてございませんが、今回の災害に対しては、応急的な処置、当初の分だけはそれで賄われた部分もございます。

 ただ、熊本市につきましては、熊本市は、これも直接私聞いた部分もあるんですけれども、いわゆる災害対策ということで、どのぐらいかかるか実際にはわからないとうのがございまして、考え方としては、熊本市としては、その都度といいますか、災害が起こった後に当面の予算から予備費を投入して、さらに補正を組んでいくという対応で、当初からその基金を積み立てるというのは考え方ではなかったというふうには聞いてございます。

 

○高橋佳代子委員  ただ、これをわざわざ基金をつくられたという豊島区のことを考えると、いざというときに備えてということと、今後の防災強化に取り組むためのお金としてプールをしておくというような考え方だと思うんですけれども、この防災災害対策基金の目標額とか、一定程度、先ほど課長の御答弁にもありましたように、一定程度積み立てておくというようなことでございますので、その積み立ての金額の計画とか、そういうものがあればお伺いしたいというふうに思います。

 

○樫原防災危機管理課長  明確にこの額というのはなかなか算定しづらいものがあると思います。今回も一応当初予算には利子収入だけ計上させていただいてございますけれども、今後補正も含めまして、可能な限り積み増していきたいというふうには考えてございますが、具体的に何億を目標というのはなかなかちょっと難しい話でございまして、先ほどの熊本市の予算計上と同じように、どのぐらいかかるかわからないということを考えれば、我々防災部門としては、可能な限り積み増していきたいというふうに考えているところでございます。

 

○高橋佳代子委員  可能な限りということで、今回補正で5億円の積み立てということですけれども、他区は同じような性質の基金があるのか、また、どういう状況にあるのかちょっとお伺いをしたいと思います。

 

○樫原防災危機管理課長  特別区で言いますと現在8区、従来9区、防災対策基金、名称はさまざまでございますけれども、ございます。それぞれ50億とか40億とか、これ多分、スーパー堤防の関係があるでしょうけれども、江戸川区なんかは160億ほど、かなり大きな金額を積んでいるところがございます。ただ、逆に中野区のように平成24年度で既に廃止をしてしまっているところもあるというところでさまざまでございます。

 

○高橋佳代子委員  いろいろお伺いをしてまいりましたけれども、特定目的基金については、投資事業の量から必要な基金積立金を算出して、計画的に積み立てを行うというようなことであったかというふうに思います。理解できました。

 また、財政調整基金についても、標準財政規模から見て適正な残高は確保されているというような御答弁もいただきました。さらに、防災災害対策基金の新設も、かねてから私は必要であるというふうに思ってございましたので、今回新設されるということで大変期待をしているところでございます。今後とも、計画的な基金の積み立てを行うことで財政規律を保っていただきまして、過去の財政危機にまた戻ることがないよう、また将来に不安のないようにぜひしていただきたいというふうに思います。今後も適正な基金計画をお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。