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令和元年決算委員会10月17日環境・都市整備費自由、高橋議員

木密地域の不燃化・上池袋一丁目

○高橋佳代子委員  私からは、木密地域の不燃化についてお伺いをしたいと思います。しかしながら、木密不燃化10年プロジェクトではなく、それから外れたエリア、上池袋一丁目についてなんですけども、同じようにまちづくりの会を立ち上げて、いろいろ皆さんで検討してきて、上池袋不燃化特区で指定をするんですけども、一丁目だけが除外をされているんです。これについてのまず経緯についてお伺いをします。

○宮川地域まちづくり課長  御指摘のように上池袋一丁目は、二丁目、三丁目、四丁目は不燃化特区の区域に入っております。一丁目だけが抜けておりますのは、幹線道路に囲まれているんですね、一丁目そのものが。囲まれているということと、あと小学校ですとか中学校、高校もありまして、広い敷地が多いことから、計算上は危険な区域にはとられてないんです。その関係もありまして、東京都の防災都市づくりの推進計画の整備地域にも入っておりませんので、こちらは不燃化特区からは外れているところでございます。

ただ、居住環境総合整備事業のエリアには入っておりますので、これを活用いたしまして、広場をつくったりですとか、6メートル幅員の防災道路をつくるべく、今取り組んでいるところでございます。

○高橋佳代子委員  今御答弁ありましたけど、幹線道路で切ったんですね、あそこ。明治通りで指定を切ってあるというような状況なんですけど、お話ありましたように巣鴨学園があったり、小学校があったりはするんですけど、一方で二丁目、三丁目、四丁目以上の木造密集地域が一丁目に一部残されております。そのことの御認識はありますか。また、今後どのように取り組まれるか伺います。

○宮川地域まちづくり課長  御指摘のように、一丁目の西側半分ですよね、西側半分におきましては、道路がないこともありまして、法律上は建物を建てられない、区有通路に面して、建物も並んでいるということもありまして、密集している状況があります。これは、我々も認識しておりまして、道路ではないところに建てているエリアにつきましては、建てかえようと思っても、建てかえられない状況ですので、例えば、我々のほうで助成金を出しますと言っても、実際には建てかえられません。ですので、今後は、新しい道路を入れたり、共同建てかえを誘導することによって、防災性を高めていくことを検討していかなければならないなと考えております。

○高橋佳代子委員  そうはいっても、不燃化特区とは、もう補助金とか助成金が天地雲泥の差なんです。そこで呉副区長が出てくるんですけど、これ何か制度を、難しいとは思うんですけども、何かこういったエリアを救えるような手だてといいますか、今ある、いわゆる東京都の木造密集地域の不燃化10年プロジェクトのその地区外になってしまって、しかも、いろんな制度はあるんでしょうけども、ただ、補助金の関係も全然違うので、なかなか、そういった共同建てかえを誘導しても難しいかな。一旦、昔あった防災道路のことについても、まだ全く動いてないような状況の中で、何か手だてが考えられることがあるのかどうなのか、ちょっと副区長にお聞きしたいと思うんですけど。

○呉副区長  御指摘いただきました上池袋一丁目、私も歩いております。非常に狭いとこに密集して、なかなか大変なところだなと思って、歩いております。まずは地元の、居住者の方、地権者の方々にまちづくりに対する御理解をいただくということが、まず前提にあると思いますけども、その上で、例えば地域の指定の仕方も原則町丁目といいますか、一丁目、二丁目というような単位でどのくらい危険性が高いのかという判断をして、これまで不燃化特区も含めてですけれども、地域の指定をしておりますが、一方で徐々に対策が進んできている地域もあるわけですけども、このように取り残されてしまっている地域もあるというのは実情です。

ですので、必ずしも町丁目一丁目単位ではなくて、もう少し危険なところは、かえってほかのところは進んできていることを考えると、危険のまま、取り残されている地域が、もう少し狭いエリアであるということは事実ですから、そういうところをもう少し拾い上げるような、地域の指定の仕方を東京都、あるいは、国とも協議をして、そこにほかの地区に遜色がないような援助の補助金、御指摘のような補助金の手当てが回るようなことを区からも働きをかけるというような方法もあろうかと思います。

ただ一方では、どうしても道路がないところについては、なかなかそうはいっても難しいですから、やはり、ただ幹線道路の内側のほうまで、共同化というのは、なかなか難しいとは思いますので、少しずつ道路を区が地元の地権者の理解を得ながら、どこか道路を抜いていくといいますか、4メートル、あるいは6メートル、できれば6メートルぐらいの道路を少し通して、そこの沿道で建てかえを促進するとか、いろんな方法を組み合わせるしかないかなとは思いますけども、今までできなかったから、今後もできないということではなくて、残っているところの危険性を十分認識をして、関係機関とも、よく協議をしながら進められるような方策を区としても考えていかないといけない地区だというふうに思っております。

○高橋佳代子委員  御答弁はいただきました。結構、大胆な手法じゃないと、あそこは、なかなかできないと思います。確かに、一本そういった防災道路を通して、その沿道のまちづくりを進めていくのも一つなんですけど、それでも、まだなおかつ取り残されるエリアがあるような、私はそんな気があそこを歩いていて思いますけども、一方で、私が前回、たしか予特ですか、質問したときに、今年度に意向調査のようなものをしていただけるようなことを伺っておりますけども、以前、平成20年に意向調査が行われている。だから、もう10年以上前なんですね。それについては、どのように今現在進んでいるのかお伺いします。

○宮川地域まちづくり課長  今のお問い合わせは、平成20年度に行いましたまちづくりアンケートということで、お問い合わせの上池袋一丁目の区有通路脇の方々を対象にアンケートをとったものでございます。このときには、危険性は感じているけれども、建てかえの予定はないという御意見がほとんどでして、なかなか、まちづくりの機運が高まっておりませんでした。御質問の記録に残っている中では、ことしの一般質問、第1回の一般質問で中島議員からいただいた御質問に対しまして、エリアを見直しつつ、今後このエリアの検討を進めてまいりますという答弁をさせていただいておりますので、引き続き、我々もこちらの地域、安全だとは決して思っておりませんので、今年度、来年度に向けて、アンケートなり意向調査を確実に行っていきたいと考えております。

○高橋佳代子委員  その後、実は私も予算委員会でやっていて、たしか、そのときに意向調査をもう一回かけるというふうにしっかり言っていただいていますので、そのように地域の方にも今申し上げています。やはり、どうにもならないで置き去りにされたエリアという感覚が住民に物すごい皆さん強くて、私伺うたびにどうにかしてくださいというふうに言われて、ただ自分たちの家だって建てかえられないし、どんどん老朽化していく、しかしながら、そういったエリアにも入れないというようなことで、本当に非常に難しいエリアですから、今後地域の皆さんの意向をしっかりまた伺いながら、どういったまちづくりができるか、どういった手法がとれるのか、ちょっとあの手この手を考えて、しっかりと御検討いただきたいということをお願いして質問を終わります。

○宮川地域まちづくり課長  承知いたしました。こちらの地域、我々も誠意を持って取り組みまして、地域の方々の御意見を十分伺いながら事業として進めたいと思います。