こんにちは、高橋かよこです。
胃がんは毎年約11万人が発症し、年間約5万人が死亡するがん死因の第1位です。
胃がんにはピロリ菌感染が深くかかわっており、感染のない人から胃がんが発生する事はごくまれです。また、ピロリ菌感染によって胃粘膜の萎縮が進むほど胃がんが発生しやすくなり、ピロリ菌を除菌する事で胃がんの発生を減らすことができます。
健康な人のピロリ菌感染は年齢を増すと上昇すると言われ、20歳までの感染率は20%以下、50歳以上の世代では80%と高い数値を示しています。
公明党区議団は、「胃がんリスク検診(ABC検診)」を議会で提案。これは簡単な血液検査で、ピロリ菌感染の有無と胃粘膜の萎縮の程度を測定し、胃がんになりやすい状態かどうかをA~Dで判断する事ができるものです。
その結果、リスクのある人はバリウムを飲んだり精密検査を行ったり、ピロリ菌感染者は除菌を行う等、毎年ではなく計画的に検診を受ける事で、予算を抑えた効果的な胃がん予防ができることになります。
公明党の提案に高野区長は「ABC検診は通常のバリウム検査に比べ、胃がんの発見率が高いと認識している。より効果的なABC検診の導入を含め医師会と検討を開始する」と答弁しています。
公明党はこれからも、区民の生命と健康を守る取り組みを推進して参ります!