ブログ

都市整備・土木費 ポイ捨てなど環境美化の推進を

平成15年 決算特別委員会

2003年10月17日

ポイ捨てなど環境美化の推進を

高橋佳代子委員
おはようございます。座ったままでお許しください。
初めに、本区におきましてのポイ捨て条例に関してお伺いをしたいと思います。
環境美化経費として、241ページの方に掲載をされておりますけれども、この制度、条例が制定をされまして、それに対して様々なキャンペーン活動が行われているようでございますけれども、実際に、このポイ捨てに関しまして減少の傾向にあるのか、まず、それをお伺いをさせていただきます。

佐野リサイクル推進課長
お答えいたします。 ポイ捨て条例は本区におきまして、平成9年10月に制定されて以降現在まで至っております。ご質問の傾向についてでございますけれども、ご案内のとおり、本区におきましては、意識啓発を中心とした対応ということで基本的に行っておりまして、駅頭でのキャンペーン等を、特に昨年10月から重点的にやっているということでございまして、傾向としては、キャンペーンを実施しているときは、確かに人の目があるというところで激減をするという傾向がありますけれども、キャンペーン実施終了後、もとに戻ってしまうというような実態がございます。ただ、総体といたしましては、キャンペーン、それから街頭放送ですとか大型ビジョンによるPR、それから路上の啓発シール等様々な手法を用いましてやっていることが徐々に浸透しているといったようなことで、以前に比べますと、実態としては減っていると認識しております。

高橋佳代子委員
また、罰金制度が制定をされているそうですけれども、これは実際に支払った方はいらっしゃるんでしょうか。

佐野リサイクル推進課長
結論から申し上げますと、今まで1件も実績はございません。

高橋佳代子委員
実は私、昨日、小学校の授業参観を回らせていただいてまいりました。小学校3年生は豊島区に関しての勉強がなされております。私たちの町の好きなところ、悪いところという、それを書き出す勉強を小学生がやっておりました。それを私は後ろから見てまして、プリントに書き出していく子供たちの内容をずっと見ていましたら、私たちの町の悪いところに「たばこのポイ捨てが多い」ということが圧倒的に多かったんです。子供によっては、熱心な子によっては地図にここに何本落っこっていたかという数まで数えて全部書き出していたんです。その数が47本とか、50何本とか、非常に数が多くて、私自身も驚いたと同時に、大人として、私は喫煙しませんけれども非常に恥ずかしい思いといいますか、子供に申しわけないなという思いが非常にいたしました。また、歩きたばこというのは、子供を連れている親にとっては非常に怖いものなんですね。というのは、おろしたときの大人の手の位置が子供の顔の位置になるんです。私自身も子供のときに大人の歩きたばこによって顔にやけどを負った経験があります。なので、これから様々取組みをされていくかと思いますが、ぜひ力を入れて、子供たちの模範となるような、好きになってもらえるような、そういう街づくりをしていきたいと思いますので、しっかりと力を入れてやっていただければなと思います。

PAGE TOP