公明党が提案したおむつの定額利用を、豊島区の全区立保育園に拡大します。
これまでの区立園では、園児一人あたり1日に1〜10枚程度のおむつを使用していました。保護者はおむつの一枚ずつに名前を書いて登園時に提出し、園職員は園児ごとにおむつを管理する必要がありました。このような手続きは、保護者と園職員の両方に負担をかけるものでした。
昨年12月から今年1月にかけて、巣鴨第一保育園と南長崎第二保育園の2つの園で試験導入を行い、アンケート調査も実施されました。その結果、保護者と職員のほぼ9割が「導入する価値がある」「利便性が向上する」と回答し、半数以上の職員が「負担軽減につながる」と回答しました。
この結果を踏まえ、先行導入した2つの保育園では今月からおむつの定額利用が開始されました。他の園でも6月から順次導入される予定です。