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豊島区が目指す子ども読書環境の参考に!中之島の素敵な本の森🌳

【子ども本の森 中之島を視察】
視察2日目。
本日午前中は、「子ども本の森 中之島」を視察。運営委託を受けているTRC関西支社長の南輝行様、東京支社の菅谷明雄様、館長の伊藤真由美様から説明をうかがいました。
子どもの森中之島は、大阪出身の建築家の安藤忠雄氏が、「本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育む施設として活用するため」大阪市に寄付されたものです。運営費については、広く賛同者を募り大阪市のへの寄付を呼びかけていきたいとの事で、現在は基金を大阪市で作り、100%寄付で運営費が賄われているとの事で驚きです。  
対象者は乳幼児からおおよそ中学生までで、ネット予約が必要です。現在は1回90分の入れ替わり制。新たな本との出会いを大切にされるため、特段司書は置かずに、自由に本に触れ合って貰うことがコンセプトになっています。どうしても探したい本がある場合は、スタッフの方に声をかけると本のところまで案内してもらえるそうです。中には子どもたちには難しいであろう芸術書も取り揃えられ、子どもたちの好奇心を刺激します。
壁一面の本は、まさに本の森。高い所にある本は、1番下の段に同じ本が置かれています。
堂島川を眺めながらの本に触れ合う時間は、大人でも憧れます。
階段に座りながら絵本のページをめくる子、椅子に座りじっと本の世界に没頭している子、全ての子どもたちの姿がとても生き生きとしていました。
このような子どもたちの読書環境に、豊島区も近づきたいと思いました。

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