平成15年に初当選をさせていただいた後、一人のお母さんから自閉症のお子さんに関するご相談を受けました。当時、知的障害や精神障害が複合的にある場合は支援が受けられる状況でしたが、発達障害に関しては国からの支援がほとんどない状況でした。
そこで、公明党の力を借りて発達障害の子どもたちに光を当ててほしいというお母さんの要望を受け、当時の公明党代表代行であった浜四津敏子さんに連絡を取り、お母さんたちの声を直接聞いてもらうことにしました。
浜四津さんは、お母さんたちの声を一つ一つ聞いてくださり、最終的に公明党が発達障害者支援法を成立させることを約束してくれました。その後、平成16年12月10日に劇的に発達障害者支援法が成立し、私たちは感動しました。
この経験を原点として、一人の声を大切にし、その実現のために動くことを心がけています。現在、豊島区では発達障害のあるお子さんたちの支援に力を入れており、特に小さいお子さん向けの支援施設を充実させることを目指しています。
今後も、特別な支援が必要な子どもたちのために、学校教育の場での特別支援教育の充実にも力を入れて取り組んでまいります。